『沙耶の唄』といえば、シナリオライター・虚淵玄氏が手がけ、2003年12月26日にニトロプラス(現:ニトロオリジン)より発売されたPCゲームである。 事故をきっかけに世界がすべて醜悪な肉塊に見えるようになった青年と、そんな地獄のような世界で唯一美少女として映る謎の少女・沙耶との交流を描く本作。熱狂的なファンを生み、「純愛」と語り継がれる一方で、グロテスクな表現に満ちた18禁ゲームでもある。 そんな『沙耶の唄』に「人生を救われた」。 いったい彼女の過去に何があったのか……。その作品愛の奥底にあるものをぜひお聞きしたい。そう考えた我々は、小岩井ことりさん、そして『沙耶の唄』の生みの親である虚淵玄氏にお声をかけた。 そして驚くべきことに、このオファーは両氏の快諾を得て実現の運びとなる。 かくして令和のこの時代に、あらためて『沙耶の唄』について語りあう場がセッティングされたのである。 小岩井ことり

