マセラティ「グレカーレ」は知れば知るほどフレンドリー! 刺激とラグジュアリー、さらに実用性を兼ね備えた”毎日が格別なものになる”SUV【PR】
イタリアのラグジュアリー自動車メーカーであるMaserati(以下、マセラティ)のミドルサイズSUV「グレカーレ」は、実用性の高さとエモーショナルな走行性能、そして細部にわたるラグジュアリーを体現しながら、実は意外にも「フレンドリー」なSUVでもあるのです。今回はそんな「グレカーレ」の魅力を探っていきたいと思います。
国産SUVオーナーにもおすすめしたい「グレカーレ」の魅力とは
これまでマセラティには興味がなかった。マセラティはラグジュアリーブランドだから遠い存在だと思っていた。……ズバリ、今回紹介するマセラティのSUV「グレカーレ」を知ってほしいのはそんな人たちです。なぜなら、グレカーレはこれまでのマセラティに比べてずっとずっとフレンドリーな存在だからです。
扱いやすいボディサイズだから日常使いでも運転が容易
まず初めに、グレカーレはボディサイズがフレンドリーです。
マセラティのSUVには高い評価を得ている上位モデル「レヴァンテ」もありますが、グレカーレの車体はそれよりもひとまわり小さく、ミドルグレードの「モデナ」の場合だと全長4845mm×全幅1980mm×全高1670mm。けっして小さくはありませんが、実際に運転してみると、大きなクルマに慣れている人であれば「大きいけれど気軽に扱える範囲内」と感じる人がほとんどではないでしょうか。
また、価格もこれまでのマセラティに比べるとグッとフレンドリー。マセラティには数千万円するモデルもありますが、グレカーレはエントリーグレードの「GT」なら997万円から選べるのです。そう聞くと「意外に親しみやすい」と感じる人もいることでしょう。
ほぼ同じボディサイズで競合する欧州プレミアムブランドのスポーティSUVのなかには、グレカーレと価格が近い車種もあります。しかし、比べてほしいのはその内容。グレカーレは「GT」でもライバルより力強い300馬力のエンジンを積んでいるだけでなく、レザーシートの採用に加えてダッシュボードを革張り仕上げにするなど、標準装備の水準が高いのが自慢です。
オプションを追加しなくても十分にインテリアのクオリティーが高いことを知れば、きっと驚くに違いありません。ライバルならたくさんのオプションを追加しないと実現しえないインテリアの上質感を、グレカーレならすべてのグレードでオプション装着なしに実現しているのです。
先進の大画面センタースクリーン&サブディスプレイを標準装備
マセラティはラグジュアリーブランドながら、ライバルに対するコストパフォーマンスの優位性は言うまでもありません。
グレカーレのコックピットにはマセラティ史上最大となる12.3インチのタッチ式大型センタースクリーン、そしてその下に位置するコントローラーを兼ねたタッチ式の8.8インチディスプレイも標準搭載。ダッシュボード中央に置かれる定番の時計がデジタル化されたことや、ボタンスイッチ式のシフトセレクターと合わせ、先進性を実感させてくれます。
また、マセラティと言えばなんといっても爽快で力強くスポーティな走りが魅力ですが、程よくスポーティでイタリアのクラフトマンシップに満ちあふれた造り込みのラグジュアリーな室内がもたらす満足感もまたマセラティならでは。毎日を格別なものとしてくれるのです。
自動車税がリーズナブルな2Lエンジン搭載モデルもラインナップ
そのうえでお伝えしたいのはランニングコストに関してです。トップモデルの「トロフェオ」こそ排気量3.0LのV6ターボエンジン(なんとスーパーカーの「MC20」に搭載するユニットと基本が同じで530psもある!)を組み合わせていますが、「GT」やミドルグレードの「モデナ」に積むのは排気量2.0Lの4気筒エンジン。つまり毎年の自動車税は国産の上級SUVよりも安いほどなのです。
加えて、輸入車ではこのクラスで唯一マイルドハイブリッドを組み合わせているから、燃費もこれまでのマセラティのイメージを覆す実力の持ち主。そんなグレカーレは、ラグジュアリーブランドへ足を踏みいれる最初の一歩として親しみやすい存在と言えるでしょう。
トライデントグリルやフェンダーの3連エアベントがマセラティを主張
また、後席やラゲッジスペースの広さなど実用性に関しても期待を裏切ることがないのも注目すべき長所のひとつです。まず居住性は国産の大型SUVと同等の実力を持ち、後席に座ってもひざ回りの空間にゆとりを感じるので、大人4人が快適にロングツーリングできるのです。
そのうえ広いラゲッジスペースは大型スーツケースを積んで旅行へ向かうシーンのみならず、ウインタースポーツなどアクティブなレジャーとの相性も抜群。日常から特別な日まで、イタリア車だから使い勝手が悪い…などということはないのです。
いっぽうで、そんなグレカーレに関して声高にして伝えたいのはなんといっても「マセラティらしさ」。スタイリングは他のSUVと一線を画するイタリアらしい色気と躍動感にあふれ、“目を楽しませてくれる”ものです。その美しさは、見れば見るほどに魅了されることでしょう。そこにはもちろん、マセラティのアイコンとも言えるトライデントグリルやフロントフェンダーの3連エアベントなど、マセラティの伝統がしっかりと息づいています。
スポーティさとラグジュアリーさを兼ね備えた至高の室内空間
室内に乗り込めば端正なコックピット空間がスポーティさを感じさせると同時に、シートやダッシュボードに張られたレザーのうっとりするような触感はまさにラグジュアリーを具現化したものです。イタリアの芸術を感じさせるステッチの入れ方もさすがで、グレカーレがどんなにフレンドリーなモデルといっても、マセラティらしさはしっかりと体現されているのです。
もちろん「マセラティ」という響きからイメージするスポーティな走りは期待を裏切らないものです。水を得た魚のようにワインディングロードやサーキットを自由自在に走れるハンドリングに加えて、一般的に高回転のパンチ力不足からエモーショナル感が足りないといわれる4気筒ターボエンジンを積む「GT」や「モデナ」でも、マセラティの手にかかれば、回せばまわすほど盛り上がる運転好きを楽しませてくれるエンジン特性に変身。この楽しさは、多くのSUVに対するアドバンテージと断言できます。
“マセラティには縁がない”と感じていた人におすすめしたいグレカーレ
さらに「トロフェオ」になれば、あまりのエモーショナル感に全身がとろけそうなエンジンのフィーリングをはじめ、運転感覚はもはやSUVのスタイルをしたリアルスポーツカー。これに満足できないドライバーは地球上にいないのでは、と思わせます。
SUVだけど走りは退屈じゃない。むしろエキサイティング。グレカーレは、そんな孤高のモデルなのです。
そんなグレカーレですが、昨年日本で「その年を代表するクルマ」を選ぶ祭典である「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「10ベストカー」に選出されました。国産車も含めた選考の結果として「その年を代表する10台のうちの1台」に選ばれたことは、グレカーレがいかにトータルパフォーマンスに優れたモデルであるかの何よりの証しと言っていいでしょう。
これまで「マセラティは特別なクルマだから縁がない」と感じていた人は多いかもしれません。しかし、いままでのどのマセラティよりも親しみやすいグレカーレはそんな人にこそ知ってほしいモデルなのです。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。