最後のエンジンモデル!? ブランド90周年を称える「特別な高級SUV」発表! 「ジャガー Fペイス」2025年モデルに新グレード登場
2024年5月17日、ジャガーは「Fペイス」の2025年モデルに、新グレードを設定し受注を開始することが発表されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
ジャガーブランド90周年の特別グレードを設定
2024年5月17日、ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社は、ジャガー「Fペイス」の2025年モデルに、ジャガー90年の歴史を称える特別なグレード「R-DYNAMIC SE 90TH ANNIVERSARY EDITION」を設定し、受注を開始することが発表されました。
ジャガーの始まりは、1922年にウィリアム・ライオンズと、ウィリアム・ウォームズレイにより設立された「スワロー・サイドカー・カンパニー」にあります。
当時は社名のとおり、サイドカーの製造・販売を行い、成功を収めた後に、複数のメーカーから部品供給を受けながら、四輪車を展開するようになりました。
そして1935年に、車両の全てを専用設計とした新型車に「ジャガー」というブランド名を掲げたのが由来となり、現在に至ります。
2025年に90周年を迎えるジャガーは、2025年以降、ピュアEVブランドに生まれ変わることを発表しています。
そんなEVへシフトする直前に、特別なグレードが設定されたベース車両となるFペイスは、2016年1月から日本で発売が開始されました。
当時はジャガー初のSUVとして発表。2021年2月に内外装やエンジンにマイナーチェンジが実施され、現在の姿となりました。
今回発表された新グレードは、「これまでのジャガーの90年におよぶ先駆的なデザインやパフォーマンス、そして革新性をたたえる特別なグレード」と位置づけられ、ディーゼルモデルの「D200」とガソリンモデルの「P250」に設定されます。
D200のパワートレインには、2.0リッター直列4気筒インジニウムディーゼルターボエンジンが搭載され、最高出力204ps・最大トルク430Nmを発揮。
そこに48V電源のスタータージェネレーターを備えた、マイルドハイブリッド仕様となっています。
一方でP250のパワートレインには、2.0リッター直列4気筒インジニウムガソリンターボエンジンが搭載され、最高出力250ps・最大トルク365Nmを発揮します。
トランスミッションは、両モデルとも8速AT(オートトランスミッション)が組み合わされます。
新グレードでは、「90TH ANNIVERSARY EDITION」限定バッジが装備され、90周年モデルならではの特別感を演出しています。
またスライディングパノラミックルーフや電動調整ステアリングコラム、ヘッドアップディスプレイなど、多彩な人気オプションを標準装備しているところも大きな特徴です。
価格は、ディーゼルエンジンモデルのD200が927万円、ガソリンエンジンモデルのP250が917万円となります。
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