上野國一社八幡宮
群馬県高崎市八幡町にある神社
上野國一社八幡宮(こうずけのくにいっしゃはちまんぐう)は、群馬県高崎市八幡町にある神社である。旧社格は郷社。元々は碓氷八幡宮・板鼻八幡宮[1]と呼ばれていたと言われる。現在は一般的に八幡八幡宮(やわたはちまんぐう)と通称されるほか、「やわたのはちまんさま」と呼ばれている。
上野國一社八幡宮 | |
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神門 | |
所在地 | 群馬県高崎市八幡町655 |
位置 | 北緯36度20分25.2秒 東経138度56分57秒 / 北緯36.340333度 東経138.94917度座標: 北緯36度20分25.2秒 東経138度56分57秒 / 北緯36.340333度 東経138.94917度 |
主祭神 |
品陀和気命 息長足姫命 玉依姫命 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 天徳元年(957年) |
別名 | 八幡八幡宮、八幡の八幡様 |
地図 |
歴史
編集上野國一社八幡宮は、天徳元年(957年)に源頼信[2]が八幡荘に石清水八幡宮を勧請して創建されたという。その後、 源頼義・義家父子や頼朝、さらには新田氏、足利氏、武田氏等関東源氏一門の崇敬を受け、徳川幕府からは朱印地100石を寄進されていたという。主祭神は品陀和気命、併せて息長足姫命、玉依姫命が祭祀されている。
境内
編集境内敷地は約9,000坪。現在の社殿(隋身門、拝殿、本殿)は文化11年(1750年)ないし宝暦7年(1757年)の再建とされる。本殿は天地権現造り、境内社の天満宮は元本地堂、また同じく稲荷社は元宮である。
摂末社
編集境内には境内社が複数鎮座する。
- 天満宮
- 稲荷社
祭事
編集年中行事は以下のとおり。
文化財
編集群馬県指定文化財
編集- 重要文化財(有形文化財)
高崎市指定文化財
編集- 重要文化財(有形文化財)
- 八幡八幡宮の胴丸 - 1972年(昭和47年)5月18日指定。
- 八幡八幡宮唐銅燈籠一対 - 2005年(平成17年)2月23日指定。
- 無形民俗文化財
- 八幡八幡宮の大々神楽 附面・楽器・衣装 - 1989年(平成元年)3月8日指定。
脚注
編集- ^ 『日本歴史地名大系 群馬県の地名』(平凡社)「板鼻宿」項(P230)
- ^ 源頼信の生誕は安和元年(968年)。上野介任官は長保元年(999年)。
- ^ 令和6年3月22日群馬県報 (PDF) (群馬県ホームページ)より、群馬県告示第74号。
- ^ “八幡八幡宮(やわたはちまんぐう)の算額(さんがく)”. 高崎市. 2015年6月9日閲覧。