ガスタービンとは データセンター向け電力需要増で受注好調
きょうのことば
▼ガスタービン 燃料となる石油や天然ガスなどを燃やして動力を得るエンジンの一種。主に「圧縮機」「燃焼器」「タービン」の3つで構成する。空気を圧縮し、高圧の気体に燃料を噴射して燃焼させ、高温高圧ガスの力でタービンを回す。発電機や航空機、船舶など大型の機械の動力源として使われる。

発電分野では、排熱で蒸気タービンも回す「GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)」の技術が広がる。GTCCは天然ガスなどを燃やして高効率に発電でき、石炭火力より二酸化炭素(CO2)排出を抑えられる。ガス火力は発電量が安定し、出力も調整しやすいため、データセンター向けの電源に適している。
発電用ガスタービンの主要メーカーは三菱重工業、米GEベルノバ、独シーメンス・エナジーで、この3社が世界市場を寡占する。大型機の効率向上や水素やアンモニアを混ぜて燃やす技術の開発が進む。人工知能(AI)データセンターの電力需要や老朽火力の更新で受注が増え、各社の供給能力が焦点になっている。
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