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西九州新幹線延伸、27年度に環境評価実施へ 国と佐賀県が合意

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国土交通省の水嶋智事務次官は17日、西九州新幹線の博多方面の延伸を巡り佐賀県の山口祥義知事と佐賀県庁で会談した。2027年度に環境影響評価(環境アセスメント)を始めることで合意した。特定のルートを前提とせず実施する。

国交省は8月末の27年度予算の概算要求で関連経費を求める方針だ。環境アセスに入る前の事前調査は26年度末までに終える。環境アセスは3〜5年かかる見通しだ。

国交省と佐賀県は17日に合意書も交わした。県は延伸に伴う財政負担を懸念しており「一定の上限を設けるなど特別の配慮を行う」と明記した。「長崎県と佐賀県が受益の程度を踏まえて共同して負担することが適当」とも言及した。

水嶋氏は記者会見を開き「着工についての合意ではない」と強調した。新幹線の着工には地元自治体の同意など5つの条件を満たす必要がある。「西九州新幹線の整備や地域振興に向けた新しい道を踏み出すことができると期待している」とも述べた。

西九州新幹線は22年9月に長崎駅(長崎市)―武雄温泉駅(佐賀県武雄市)間で開業した。博多方面の整備計画が決まっていない。国は佐賀駅(佐賀市)を通るルートを提案している。山口知事は佐賀空港(同)を通る南回りルートに関心を示してきた。

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