岩手銀行赤レンガ館開館10周年で式典 「この建物は盛岡の財産」

岩手銀行が所有する「岩手銀行赤レンガ館」が17日、2016年に一般公開施設として開館して10周年を迎えた。記念式典で同行の菊地文彦専務執行役員は「この建物は盛岡の皆さんの財産であり、我々はこれを次の世代に引き継いでいくのが役割だ」とあいさつした。
岩手銀行赤レンガ館は1911年に盛岡銀行本店としてつくられた。東京駅でも知られる辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残るもので、94年には国の重要文化財に指定された。

保存修復工事に携わった修復建築家で長岡造形大学准教授の津村泰範氏が記念講演を行い、盛岡銀行から岩手殖産銀行に所有者が変わった際に外壁も白になった歴史などを紹介。そして「建物は使われ、親しまれ、語り継がれて初めて生き続ける。次の10年、100年に向けてこの建物と盛岡の関係をもう一度考え始める日ではないか」と市民に語りかけた。













