【7月17日 AFP】国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は15日夜、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発の主任技師が無人機攻撃で殺害されたことを非難した。

この無人機攻撃について、ロシアはウクライナのしわざだと非難したが、ウクライナ側は「事実無根」であり、ロシア側は証拠を提示できていないと反論した。

ウクライナ外務省は、「ロシア側の主張に対する独立した裏付けや、ウクライナの関与を示す証拠は提示されておらず、ロシア占領当局からの情報を信頼できるとみなすことはできない」と記した。

ロシア国営原子力企業ロスアトムのアレクセイ・リハチョフ総裁は15日、ザポリージャ原発付近で公用車が「ウクライナ軍の無人機」による攻撃を受け、主任技師アレクサンドル・ヤコブレフ氏と運転手が死亡したと述べた。

IAEAのX(旧ツイッター)投稿によると、グロッシ事務局長は「報告された事案を非難し、これは発電所とその管理体制に対する容認できない攻撃であり、原子力の安全を深刻に脅かすものだと述べた。

さらに「IAEAは、原子力施設やその職員に対する、またはその周辺でのすべての攻撃を直ちに停止するよう求める」と付け加えた。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官がIAEAに対し、今回の「殺人」を非難するよう求めていた。(c)AFP