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マーケティングチャネルとしてオウンドメディアを運用していて、「内容は正確に書いているのに、なぜか検索順位が上がらない」と感じていませんか。
医療・金融・法律系サービスに関するメディアを運営している場合、その原因は「YMYL」に起因しているかもしれません。
YMYL領域に該当するコンテンツは、Googleが通常のページより厳しい基準で品質評価を行います。記事の正確性だけでは不十分で、「誰が・どんな体制で書いているか」を証明することが評価の分岐点になります。
20年以上国内・海外のSEOをウォッチしているSEO Japanが成功事例とともに解説します。
この記事でわかること:
・YMYLの定義と対象ジャンル
・GoogleがYMYL領域を厳格に評価する理由
・YMYL領域でオーガニック評価を高めるための施策
・AI Overviews・AI検索のためのYMYL対応
目次

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、お金や健康など、人の人生に大きな影響を与える意思決定に関わる情報領域を指します。Googleが検索品質評価ガイドラインの中で定めている概念で、SEOにおいて特に重要な位置づけを持ちます。
なぜGoogleがこの領域を区別しているかというと、誤った情報がユーザーの健康や資産に直接的な損害を与えかねないためです。そのためGoogleは、YMYL領域の検索結果については通常の領域よりも慎重に評価を行っています。
例えば「趣味の園芸」の誤情報は植物が枯れる程度の影響で済みますが、「癌の治療法」や「住宅ローンの金利」の誤情報は命の危険や経済的破綻を招きかねません。
Googleはこの非対称なリスクを重視し、YMYL領域には高い品質基準を設定しています。
参考:Google Search Quality Evaluator Guidelines(最新版2025年9月)
検索結果に誤情報が表示され、ユーザーに回復不能な損害を与えれば、ユーザーはGoogleを使わなくなります。
YMYLへの厳格な評価は、ユーザー保護であると同時に、Googleのビジネス基盤を守る生命線でもあります。
2025年9月のガイドライン改訂でYMYLの定義が拡張されました。政府・市民・社会カテゴリが明示的に追加され、選挙・投票情報や公的機関への信頼に影響するコンテンツが正式にYMYLとして位置づけられています。
| ジャンル | 具体例 | 厳格に評価される理由 |
|---|---|---|
| 健康・医療 | 症状の解説、薬の効果・副作用、治療法の比較など | 誤情報が受診の遅れや誤った服薬につながるリスク |
| 金融・経済 | 投資・保険・ローン・税金の解説 | 経済的損失や詐欺被害につながるリスク |
| 法律 | 法的手続き・権利の説明、契約の解釈 | 誤った法的判断が権利侵害や不利益につながるリスク |
| ニュース・時事 | 選挙・政治・国際情勢・社会問題 | 誤情報が世論形成や社会的判断に影響するリスク |
| 政府・市民・社会(2025年追加) | 選挙・投票情報、公的機関への信頼に関わるコンテンツ | 社会全体の意思決定や公的信頼に影響するリスク |
| 安全・緊急情報 | 防災・避難情報、危機対応ガイド | 誤情報が人命に直結するリスク |
| キャリア・教育 | 転職・大学選び・資格取得ガイド | 人生の転換点に関わる意思決定に影響するリスク |
YMYLとして扱われるか否かは、サイト全体ではなく、コンテンツの内容と健康や資産に影響する可能性で判断されると言われています。
一見趣味のサイトでも、例えば「サプリメントの推奨」や「副業の勧誘」を含むセクションはYMYLとして扱われる可能性があります。
対象範囲を正式に定めているのはGoogleであり、正確な定義はGoogleの検索品質評価ガイドラインを確認するのが確実です。
YMYL領域は、SEOの難易度が上がりやすいのが特徴です。Googleが情報の正確性を厳しく求めるため、「正しい情報を発信している」だけでは足りず、「その情報が正しいと証明できること」——つまり発信者の専門性や信頼性まで問われます。
たとえばクレジットカード領域では、大手カード事業者の公式サイトが優先的に上位表示されやすい傾向があります。これは、Googleが「誰がその情報を発信しているか」を重視して評価していることの表れです。
YMYLの基準を適用すべきか否かは、基本的にページ単位で判定されると考えられています。
ただし実態として、サイト全体の品質がそのページの評価に影響します。
金融コンテンツを扱うサイトの一部に低品質なページが混在していると、サイト全体の信頼性シグナルが低下し、個別の高品質ページの評価にも悪影響が出ることがあります。
「このページだけ対策すればいい」ではなく、サイト全体の信頼性を保つことが求められます。
Googleのアルゴリズムは情報の真偽そのものを判定しているわけではなく、「信頼に足る状況証拠」を評価しています。
「匿名ライターが書いた正確な記事」と「現役医師が署名付きで書いた同内容の記事」があれば、Googleは後者を高く評価します。
これは、誤りがあった際に誰が責任を取るのかという責任の所在を重視しているためです。
YMYL領域では「正確に書く」こと以上に、「信頼できる書き手・組織が書いていることを証明する」ことが評価の分岐点になります。
著者・監修者の専門性の明示、一次情報源への参照、運営者情報の開示、更新日の明記のいずれかが欠如していれば、内容が正確でも、評価され切らないリスクとなり得ます。
2016〜2017年にかけて、医療・健康情報を扱うキュレーションメディア「WELQ(ウェルク)」が社会問題となりました。
医療専門家による監修のない記事を大量に公開し、誤情報が上位表示され続けたとして批判を集め、サービスは閉鎖に至りました。
2018年8月のGoogleコアアップデート(通称「メディックアップデート」)では健康・医療分野のサイトが大幅な順位変動を経験しました。YMYLという概念自体は以前から存在しましたが、この時期を境に業界全体での意識が急速に高まり、YMYL領域に対してより厳格な評価が行われるようになりました。
※メディックアップデートはバリー・シュワルツ氏が命名したものであり、Googleによる公式発表はない。
参考:Google: メディックアップデートはグローバル展開。検索カテゴリは健康分野だけでなく、すべて対象。

SEOではYMYLとE-E-A-Tはセットで語られますが、両者はそれぞれ重要な概念として独立しています。
| 概念 | 定義と役割 |
|---|---|
| YMYL | 「人の命・お金・生活」に影響するコンテンツの領域分類。どのコンテンツに厳しい基準を適用するかを決める。 |
| E-E-A-T | 経験・専門性・権威性・信頼性の4軸による品質評価基準。そのコンテンツをどのように評価するかの基準。 |
YMYLは対象領域を指す「箱」であり、E-E-A-Tはその箱の中身を評価する「ものさし」です。YMYL領域ではE-E-A-Tというものさしが通常よりも厳格に適用されます。
参考:Google Search Quality Evaluator Guidelines(最新版2025年9月)
| 要素 | YMYL領域での意味 |
|---|---|
| Experience(経験) | 執筆者がそのトピックを実際に経験しているか。医師が患者を診た経験、FPが実際に運用した経験など。 |
| Expertise(専門性) | 該当分野の資格・学位・実務経験が判断基準になる。YMYL領域ではformal expertise(資格・学位など公式な専門性)が事実上必須。 |
| Authoritativeness(権威性) | その分野の第一人者として外部から認められているか。学会・協会・メディアからの言及が重要。 |
| Trustworthiness(信頼性)【最重要】 | 情報が正確、誠実、安全で、サイト運営者が透明か。サイトの透明性・コンテンツの正確性・制作者の信頼性を総合的に評価。 |
Googleのガイドラインには「Trust is the most important member of the E-E-A-T family because untrustworthy pages have low E-E-A-T no matter how Experienced, Expert, or Authoritative they may seem」と明記されています。
YMYL領域では誤情報が「役に立たない」に留まらず「害を与える」可能性があるため、Trustworthinessが特に重要です。
2023年以降、生成AIツールの普及によりウェブ上のコンテンツが大幅に増加しました。特にYMYL領域では、AIが生成した医療情報・法律情報・投資情報が大量に流入しています。
Googleは2024年3月のコアアップデートで「大規模なコンテンツ生成の濫用(Scaled content abuse)」を正式なスパムポリシー違反として定義しました。
これはAI・人間を問わず、主に検索ランキング操作を目的として大量の低品質ページを生成する行為を対象とするものです。
同アップデートでは低品質・重複コンテンツが検索結果から約45%削減されたとGoogleは報告しています。
その後も2025年3月・6月・8月と複数のアップデートでこの方針が継続強化されました。
参考:Google Search Central Blog「What web creators should know about our March 2024 core update and new spam policies」
この変化は裏を返せば、「一次情報・実務経験・専門家による監修」を持つコンテンツに差別化の機会をもたらしています。
AI生成コンテンツが増えるほど、本物の専門知識や経験に基づくコンテンツの相対的な価値が高まります。
AI Overviews(AIO)は、YMYL領域でも急速に普及しています。
SE Rankingの調査(2024年)では、YMYL領域のキーワードの50.3%でAIOが表示され、特に法律分野で77.7%、健康分野で65.3%と高い表示率が確認されています。

引用元の傾向として、健康分野ではMayo ClinicやWebMDといった権威性の高い専門サイトが上位を占めており、AI Overviewsが既存の高品質なオーガニック検索結果と高い相関を持つことが示されています。
参考:SE Ranking「Google’s AI Overviews & YMYL Topics: September 2024 Research」
この傾向をふまえると、AI Overviewsに引用されるためにも通常のオーガニック検索評価と同じくE-E-A-Tシグナルの強化が有効と考えられます。
以下に項目ごとの具体的なアクションを整理します。
| 項目 | 具体的なアクション | 目的 |
|---|---|---|
| 記事の正確性 | 最新の統計・法令の定期更新、曖昧な表現の排除 | 信頼できる回答とその根拠を認識させる |
| 著者の専門性 | 独立した著者紹介ページの作成、Person構造化データの実装 | 専門家による発信であることを証明する |
| 組織の権威性 | 運営者情報(住所・代表者名・沿革)の掲載、業界団体への加盟情報の掲載 | 責任ある組織が運営していると証明する |
| 一次情報源の引用 | 自社調査データ、官公庁(.go.jp)・査読論文(.ac.jp)への外部リンク | 独自データと証拠の確からしさを提示する |
昨今ではChatGPT・Claude・GeminiなどのLLMがウェブ検索と連携して情報提供を行う「AI検索」が普及しています。
2024〜2025年の約196万セッションを分析したPrevisibleの調査では、YMYL領域(法律・金融・健康)でのAI経由トラフィックの伸びが他領域より高く、特に健康分野では「Aboutページ」への流入が39%を占め、ユーザー(LLMによる検索を含む)がコンテンツに接触する前にサイトの信頼性を確認する行動が見られます。
また、何がLLMに引用されやすいのか分析すると、バックリンク数よりも「サイト名・サービス名」での指名検索数との相関が強いという分析もあり、統計データの引用や独自の発言・見解を含むコンテンツは、AI検索の回答に引用・言及される確率が高まる傾向も報告されています。
参考:Previsible「2025 State of AI Discovery Report」
参考:The Digital Bloom「2025 AI Visibility Report」
これらをふまえると、YMYL領域でのLLMへの対応として現実的な施策は次の3点です。
①「サイト名」「サービス名」でGoogleに直接検索される回数を増やす(著者情報の整備・外部メディアへの露出を増やす)
②コンテンツに統計データや独自調査を含める
③構造化データで著者・組織の情報をGoogleが正確に認識できる状態に整える
ただし、LLMごとに引用の仕組みは異なり、ChatGPTとPerplexityで共通して引用されるドメインは11%にとどまるという分析もあります。
特定の施策が全LLMに有効という保証はなく、引き続き各種LLMのシェアや引用の傾向を見ながら、有効な施策を検討することが重要です。
E-E-A-T評価の向上と同様、YMYLへの対応も一朝一夕では実現しません。優先度の高い施策から順に実装することで、段階的に評価を高めることができます。
以下の優先順位はGoogleの品質評価ガイドラインに基づいており、①②はガイドラインがYMYL領域で明示的に求めている要件です。
③〜⑤はその土台の上に積み上げる強化施策として位置づけています。
参考:Google Search Quality Evaluator Guidelines(最新版2025年9月)
言うまでもないかもしれませんが、HTTPS対応(SSL化)は施策以前の前提条件です。未対応の場合は即座に対応することを強くおすすめします。
| 優先度 | 施策 |
|---|---|
| ★★★ 最優先 | ① 運営者情報の整備 |
| ★★★ 最優先 | ② 著者・専門家監修 |
| ★★☆ 次点 | ③ 一次情報・独自調査と引用・参照元の明記 |
| ★★☆ 次点 | ④ 構造化データの実装 |
| ★★☆ 次点 | ⑤ 低品質コンテンツの整理 |
即効性が高く、最初に着手すべき施策です。YMYL領域では、コンテンツの内容以前に「誰が運営しているのか」が不透明なサイトは評価の土俵に乗れません。下記2点は必ず記載しておきましょう。
・運営者情報の拡充: 会社概要ページには住所・電話番号・代表者名・沿革などを記載し、実在する組織であることを示す。
・責任の所在の明示: サイトの運営目的や問い合わせ窓口を明確にし、情報発信に対する責任の主体が特定できる状態にする。
「誰が書き、誰が確認したのか」を明示することで、コンテンツの信頼性を担保する施策です。
著者ページを設置し、氏名・顔写真・職歴・資格・代表実績・各種SNSアカウントのリンクなどを記載します。それぞれの施策で意識する点を解説します。
著者情報ボックス: 記事中に執筆者のプロフィールボックスを設置する。 SEO Japanにも著者・監修者のプロフィールボックスを設置しています。

監修者の起用: 著者が専門家でない場合は専門家に監修してもらい、監修者プロフィールを掲載する。
特にYMYL領域では有資格者の関与が事実上必須です。
「監修:医師」と書くだけでは不十分で、専門領域・所属機関・資格を明記することで初めて情報の信頼性を高めるシグナルとして機能します。
著者と監修者それぞれの情報を掲載するブロックを設けておくと運用もしやすく、理想的です。
自社内に専門家がいない場合は、外部の専門家と提携し、監修者情報には少なくとも以下を含める必要があります。
AIが大量のコンテンツを生成できる時代に、差別化の起点になるのは「他では手に入らない情報」と、その裏付けの示し方です。
独自アンケート・調査: ターゲット層から収集したデータをグラフ化して掲載。調査概要(サンプル数・時期・対象)を必ず明記する。データの出典が不明な場合、信頼性が逆に損なわれる可能性がある点には注意が必要。
支援実績・事例: 「業界全体での傾向」ではなく「自社の実際の支援から見えた知見」を提示することで、競合コンテンツとの明確な差別化ができる。
実体験に基づく写真・動画: 現場・実態を示す独自素材は一次情報としての信頼性を視覚的に補強する目的で使われており、より信頼できる当事者の視点を補足する素材になり得る。
引用・参照元の明記: 外部情報を参照する場合、出典情報の記載は「出典:厚生労働省」ではなく、「出典:厚生労働省『令和5年国民健康・栄養調査結果の概要』P.12」のように、ユーザーが直接確認できるレベルまで詳細に記すことを推奨します。
構造化データ(Schema.org)マークアップは、コンテンツの属性をGoogleが機械的に理解しやすい形式で伝えるための手段です。YMYL領域では以下のスキーマの実装を推奨します。
| スキーマ | 主な用途 | E-E-A-Tへの影響 |
|---|---|---|
| Article / MedicalWebPage | コンテンツタイプ・著者・公開日・更新日を明示 | 情報の鮮度と著者情報の透明性向上に寄与すると考えられる |
| Author | 著者名・肩書・プロフィールURLを明示 | Experience・Expertise向上に寄与すると考えられる |
| reviewedBy | 監修者名・資格・所属機関を明示 | Trustworthiness向上に寄与すると考えられる(YMYLでは特に重視すべき) |
| Organization | 企業名・所在地・連絡先を明示 | Trustworthiness向上に寄与すると考えられる |
| SameAs | 著者・組織と外部プロフィールの紐付け | エンティティ認識精度の向上に寄与すると考えられる |
| FAQPage | FAQ形式コンテンツの構造化 | 強調スニペット・AIO対応が主な目的 |
SameAsプロパティの活用: 著者や組織の公式SNSアカウント・外部プロフィールページと構造化データを紐付けることで、Googleが著者の実在性を認めやすくなると考えられている。
※SameAsプロパティとは、Web上のエンティティが、サイト外にある公式プロフィールや外部データベースと同一の存在であることを検索エンジンやAIに明確に伝えるために使用される構造化データのプロパティのことを指します。
構造化データはランキングの直接要因ではありませんが、①②で整備した運営者情報・著者・監修者のシグナルをマシンリーダブルな形に補助する手段として重要視されています。 YMYL領域では、まずはreviewedBy(監修者情報)の実装を優先すべきと考えられています。
YMYL領域では、低品質なページの存在がサイト全体の信頼性シグナルを引き下げるリスクがあります。ページの評価は基本的にページ単位で行われますが、サイト全体に低品質コンテンツが蓄積することで、全体的な評価に悪影響が及ぶことがあります。
サイト全体の品質シグナルを引き下げているページは、存在させるデメリットがメリットを上回ることがあります。
適切に下記を実施することでサイト全体の品質を均一化し、サイト全体でリスクを回避する必要があります。
YMYL領域では、個々のコンテンツの正確性はもちろん、サイト全体の技術的な健全性と品質の均一化が評価の土台になります。
今回は実例として、金融YMYL領域の代表格であるクレジットカード業界の三井住友カード株式会社様をご支援した事例をご紹介します。
クレジットカードをはじめとする金融サービスは、YMYL領域の中でも特に高い品質基準が適用されるテーマです。
三井住友カード株式会社様は以前からSEOには取り組まれていたものの、検索順位が思うように上がらず、プロパーカード申し込みサイトへの流入が減少していました。クレジットカード領域は競争が激しく、複数のSEOコンサルティング会社の提案を比較検討されていました。
・テクニカルSEO:サイト内エラーの解消
提案段階のサイト分析で、大小あわせて相当数のサイト内エラーが存在し、それが検索順位の停滞要因になっていることを特定。
エラー調査と、解消のための施策起案から実装支援まで伴走し、順位の停滞を解消していきました。
・キーワード戦略: 重要度のランク付けと、施策優先順位の明確化
対策キーワードを重要度でランク付けし、施策の優先順位を明確化。あわせて重複キーワードの確認を行い、どのキーワードにどのコンテンツを充てるかを整理しました。
・コンテンツ施策:既存記事リライト・新規記事制作・内部リンク設計
既存コンテンツのリライトに加え、対策できていなかった不足キーワードについては新規でコンテンツを制作。カテゴリー別に親和性の高いキーワードを含む記事同士には内部リンクを設置し、サイト全体のコンテンツ品質を底上げしました。
・プロジェクト運営:KPI設計・レポーティングと進行管理
プロジェクトのKPI設計と解析を中心としたレポートを提供。
また、実装・制作に携わる関係者が多く、ミーティング参加者が20名近くにのぼるため、「納品物ごとの制作スケジュールの把握」「制作物の一覧」といった整理をゼロベースで実施。
必要な情報が探しにくい・見つからないことによるプロジェクトの遅延を回避しています。
| 指標 | 変化 |
|---|---|
| 検索順位 | エラー解消後、検索上位を獲得できるように |
| サイト流入数 | コンテンツSEOとテクニカルSEOのセット実行により大幅に増加 |
| プロジェクト進行 | Backlog上のスケジュールから遅延なく、当初計画した重要施策を完了 |
関係部署が多い大規模サイトでは、社内調整が施策の速度を制限しがちですが、本事例では「競合比較に基づくエビデンスの提示」と「社内説明を想定した資料設計」により、横串での調整を円滑化。担当者様からも、施策を実行するスピードと正確性、成果が伴っていることをご評価いただきました。
極めて困難で、不可能な領域もあります。著者自身が当該領域の専門家(医師・弁護士・公認会計士等)であることが最低条件です。実名で活動し、外部サイトからもその道のプロとして言及されている場合は上位表示の可能性があります。
ただし、YMYL領域はSEOのテクニックだけで勝てる領域ではなくなってきている、というのが正直なところです。
最優先は「運営元の開示」です。所在地・代表者・事業目的を詳述し、実在する組織としての責任の所在を明確にします。この土台を固めた上で、専門家不在を補う「確かな情報源からの徹底した調査」と「自ら検証した結果」を記事に載せる必要があります。
著者情報ボックスと運営者情報ページの整備から始めることをお勧めします。
多くのYMYLサイトが最初につまずくのは、コンテンツの内容ではなく「誰が書いているのか」の不透明性にある場合が多いです。
著者プロフィール(氏名・資格・専門領域)と運営組織の詳細を整備するだけで、初歩の信頼シグナル底上げが図れます。その後、監修体制の整備→構造化データの実装→低品質コンテンツの整理へと順に進めると効果的です。
YMYL判定は「この領域には高い品質基準を適用する」というフラグであり、通常より高い品質の基準を満たせない場合は順位が順当に下落します。E-E-A-Tを十分に満たす品質のコンテンツであれば、YMYL判定を受けても上位表示を維持することは可能です。
敢えて表現をぼやけさせたり、コンテンツのジャンルを曖昧にすることで、YMYL判定を回避することは推奨しません。
YMYL判定を回避しようとしてコンテンツを意図的に薄くする手法は、コンテンツの価値そのものを損ないます。
Googleの判定はコンテンツの意図ではなく実際の内容と資産や健康に影響する可能性に基づくため、表面的な調整では回避できないことが多いです。YMYL対策に正面から取り組む方が、長期的な評価獲得につながります。
YMYLはコンテンツが与えるリスクの大きさに基づくGoogleの評価基準であり、E-E-A-Tという「ものさし」が通常より厳格に適用される領域です。
正確に書くだけでは不十分で、信頼できる書き手・組織であることを証明するシグナル(著者情報・監修体制・構造化データ・一次情報)がページ評価の分岐点になります。
2024〜2025年のGoogleアップデートでAI生成コンテンツへの対応が強化されており、一次情報・実務経験に基づくコンテンツの相対的な価値が高まっています。
YMYL対策は記事を1本書いて終わりの短期施策ではありません。
著者情報の整備、監修体制の構築、低品質コンテンツの整理、構造化データの実装等、いずれも地道な積み上げですが、技術的ハードルの高さから多くの競合が徹底できていない領域でもあります。
これらの積み上げに正面から取り組むほど、長期的な優位性につながります。
YMYL領域では近道のない施策が多く、手間や時間のかかるものが殆どです。
専門家の手配やコンテンツの品質等、担当者や担当部署だけではクリアしづらい基準も増えてきます。
監修や進行管理等、適切に外部のリソースを使うことで、施策の量や試行回数を確保することも視野に入れてみることをお勧めします。
都内チャットボット会社にて経営企画として従事した後、アイオイクスに入社。前職ではマーケティング系Webメディアで連載を持つ。小売メーカー、財産系コンテンツなどのプロジェクトに参加しつつ、与件提案のセールス活動も担当中。
美術大学卒業後、アイオイクス株式会社にWEBデザイナーとして入社。15年以上にわたり、数え切れない数のSEOプロジェクトに携わる。コンサルタントとして「事業理解に基づくWEBマーケティング」をモットーに、事業課題をWEBマーケティングの力で解決する支援を実施。
SEOだけでなく、戦略立案・CV改善・Youtube活用・ソーシャルツール活用など支援のカバー範囲は多岐にわたる。趣味は料理、絵を描くこと、サウナ。
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