日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
野菜の値上がりが続くと、毎日の献立に悩みますよね。そんなときの家計の強い味方が、一年中価格が安定している「豆苗」。発売30周年を迎えた豆苗のトップメーカー・村上農園による『トップメーカーだから知っている 永久保存版 豆苗完全攻略本』(アスコム)には、“豆苗推し”を公言する阿佐ヶ谷姉妹のインタビューと、豆苗を使い倒すコツが満載。本書の2大レシピのひとつ「みょうたま」の作り方もご紹介します。
「野菜が高くて、買い物カゴに入れるのをためらってしまう」——そんなとき、いつ見てもほとんど値段が変わらず店頭に並んでいる野菜があります。それが「豆苗」です。
天候に左右されない植物工場で育つ豆苗は、一年中価格が安定していて、栄養も豊富。しかも食べ終わったあとに再生栽培まで楽しめる、まさに“コスパ最強野菜”!
村上農園は、発芽野菜の国内シェアNo.1メーカー(※)。1995年に豆苗を発売し、日本の食卓に定着させたパイオニアです。
本書では、豆苗が30年間愛され続けてきた理由を「①栄養価がすごい」「②家庭ですくすく再生栽培」「③価格が安定&安い」「④手間なし時短でかんたん調理」「⑤料理の幅がとにかく広い」の5つに整理。
最新鋭の植物工場への潜入レポートや医師による栄養解説のほか、30年豆苗を推しつづけている阿佐ヶ谷姉妹への特別インタビューも掲載されていて、読みものとしても楽しい一冊です。
本書が「肉巻き」と並ぶ2大レシピとして徹底攻略しているのが、豆苗の卵炒め、通称「みょうたま」。シャキシャキの豆苗とふわとろ卵のやさしい炒めものは、5分でできる手軽さも魅力です。
おいしく作る最大のポイントは、卵と豆苗を「別々に炒める」こと。先に半熟状の炒り卵を作って取り出し、豆苗を強火で手早く炒めてから戻し合わせる2ステップで、卵はふわとろ、豆苗はシャキシャキに仕上がります。卵に少量の砂糖を加えると、色鮮やかに仕上がるのだそう。
本書ではこの基本のみょうたまをベースに、「ジャーマンみょうたま」「エスニックみょうたま」など、さまざまなアレンジレシピもご紹介しています。基本をマスターしたら、ぜひ本書でアレンジの世界も楽しんでみてください。
豆苗は、えんどう豆の若い葉と茎を食べる緑黄色野菜。豆のもつタンパク質やビタミンB群と、葉物野菜に豊富なβ-カロテンやビタミンC、さらにビタミンE・K、葉酸、食物繊維まで、「豆」と「緑黄色野菜」の栄養をあわせ持つのが最大の強みです。
本書では、内科・消化器内科医であり、美腸・美肌評論家でもある工藤あきさんが、その栄養価を太鼓判つきで解説しています。
覚えておきたいのが、β-カロテンやビタミンE・Kは油に溶けやすい脂溶性だということ。油と一緒にとると吸収率が上がるため、「みょうたま」のような炒めものは、おいしさの面でも栄養の面でも理にかなった食べ方なんです。
一方で、ほとんどクセやアクがない豆苗は生でもおいしく食べられる野菜。サラダやあえものにすれば、熱に弱いビタミンCも逃さずとれます。
豆苗といえば、食べ終わったあとの再生栽培。1パックで2度、3度と楽しめるのは豆苗ならではのお得ポイントですが、本書ではメーカーだからこそ知っている成功のコツが細かく解説されています。
ポイントは3つ。まず、カットするときは成長点となる下のほうの「わき芽」を2つ残して切ること。次に、水は豆に浸からないよう、根の半分くらいまでにすること。そして、水は毎日取り替えること。明るい室内に置けば7〜10日ほどで再収穫でき、おいしく食べられるのは購入時を含めて3回までが目安なのだそうです。
再収穫した豆苗も、スープや炒めもの、あえものにどんどん活用すれば、家計はきっと大助かり。レパートリーが多いほどお得な野菜です。
豆苗は植物工場で生産されるため、季節や天候に関係なく品質と価格が安定しています。本書でも、春はサンドイッチ、夏は南蛮漬け、秋はサラダ、冬はクリーム煮と、四季を通じた楽しみ方が提案されており、野菜が高騰する時期の“お助け野菜”としてはもちろん、一年中冷蔵庫に常備したい存在です。
本書の締めくくりには、豆苗を育て続けてきた生産会社として、30年の歩みのなかで見つめてきた「豆苗が選ばれてきた理由」を一冊にまとめた、という思いが綴られています。
手頃で、栄養があって、育てる楽しみまである、知っているようで知らなかった豆苗の魅力を、この機会にまるごと“攻略”してみませんか。
『トップメーカーだから知っている 永久保存版 豆苗完全攻略本』
編者:村上農園 豆苗研究会
発行:株式会社アスコム
価格:1,350円(税別)
【村上農園 豆苗研究会】
村上農園は1978年設立。豆苗などの発芽野菜の生産・販売を行い、1995年に豆苗を発売して日本に普及させたパイオニア。豆苗研究会は、豆苗がいつも冷蔵庫にある常備野菜になることを目指して、その魅力を追求し広める活動をしている。
※KSP-POS(食品SM)かいわれ、豆苗、スプラウトにおける販売金額シェアを基に自社集計(2025年1〜12月)