【漫画】新居1日目の深夜に上の階から騒音が… 翌日、挨拶に行くと上品な婦人が出てきて?【作者インタビュー】
新しく集合住宅に引っ越した夫婦。夜、上の階から物音が聞こえてきました。それは深夜になっても鳴りやまず……。Instagramで公開されたマンガが、「これは難しい問題ですね」と話題の作者、ナランフジコさんにお話を聞きました。
引っ越し早々にトラブル発生!?

騒音に悩まされる夫婦について描いたマンガ「新居騒音トラブル記」(計5話)が、Instagramで合計8000以上のいいねを集めて話題となっています。
新しく集合住宅に引っ越した夫婦。部屋に入ると、上の階から「カンカン」「コンコン」と大きな音が聞こえてきて、深夜になっても鳴りやみませんでした。翌日、夫婦は上の階に引っ越しのあいさつに行ったのですが……。読者からは、「何か事情がありそう」「音は気になりますよね」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、ブロガーの「ナランフジコ」さんです。Instagramやブログ「55歳からまんがを描いてみる」などでマンガを発表しています。ナランフジコさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー上の部屋のマダムと一緒にいた男性を見かけたとき、どのような事情が想像できましたか?
はっきりとは見えなかったので、男性だろうなとは思いつつも、息子さんなのか、ご主人なのかまでは分かりませんでした。もう詮索するのも疲れていたので、その姿を見て「よく分からないけれど、何か事情があるのだな」としか思いませんでしたし、それ以上考えることはやめました。
ーーふたりの様子を見て、どのように感じましたか?
「きっとマダムもいろいろと困っているのかも」と思いました。私の息子が「何か事情がある人かも。たとえば、認知症の方とか?」と話してくれたとき、ずいぶんと気持ちが晴れました。恐ろしい音が、杖の音や医療機器の音に聞こえてきましたね。
ーー「安らぎを求めた家探し」については、どうなりましたか?
さすがにもう失敗したくないので、自分の思い付く限り下調べをして家を選びました。限られた予算のなかで、自分の理想通りの家などなかなか見つけられないと思っていましたが、環境的に一部不安な部分はありつつも、結果的に良い住まいを見つけられました。その後の展開について描いた作品も、Instagramで公開しているので、ぜひご覧下さい。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
私たちと同じように「騒音で困っている」という方が何人もいらっしゃいました。また、「私のなかでの家選びのポイントは、皆さんご存じのことばかりだろうな」という思いで次作を描きましたが、意外にも「次に引っ越しするときの参考にしたいです」という意見をいただきました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
最初、騒音問題のことをマンガに描くつもりはありませんでした。シリアスな感じで描くのが自分の作風に合わないと思いましたし、表現が難しいなと思ったからです。
でも「謎のもの、得体のしれないもの」というだけで恐怖に感じ、精神的にも参りそうになっていた私が、ちょっとしたものの考え方やとらえ方でこんなにも気持ちが変わるものなのか、と感じました。さらにその正体を見た瞬間、感じていた恐怖がなくなったというこの気持ちの変化を、どうしてもマンガで表現したくなったんです。
夜寝られないという事実に変わりはないですし、できれば騒音を出している側の人たちに引っ越してほしいという思いもありましたが、それをしてもらうにはとても時間がかかります。しかも何か事情がありそうな人たちです。「短い人生、戦うよりも逃げられるなら逃げた方が良い」、そう思いました。
「気持ちの変化」や「騒音トラブルに遭遇したときの対応」、「できるだけ騒音トラブルにあわないために自分たちが実践したこと」などを、前向きにマンガにできたらなと思い、今作を描くことにしました。
(マグミクス編集部)












































