『ドラクエ7』リメイク体験版で判明 序盤の「苦行」は消えた? かつて挫折した大人たちへの「贈り物」か
「戦闘までが長い」「キーファ種を返せ」とファンを悶絶させた『ドラクエ7』。新たなリメイク体験版では、そんなトラウマを覆すほどの進化を遂げていました。公式の「種泥棒」ネタ、親しみあふれるグラフィック、改善されたゲームテンポ……。かつて挫折した大人にこそ遊んでほしい「ドラクエ」最新作です。
マリベル推しは買うべし! 「ドールルック」が引き出す小悪魔の魅力

2026年2月5日(木)の発売を控える『ドラゴンクエストVII Reimagined』の、「旅のはじまり先行プレイ版」が配信されました。かつて多くのプレイヤーが悶絶した「最初のバトルまでが長すぎる」「キーファに種を返せ」など、ファンが気になる部分が26年の時を経てどう変貌したのか。本日1月7日(水)0時に配信された「体験版」の内容からレポートします。
まず結論から言えば、「マリベル推し」は今すぐダウンロードすべきです。 今作の目玉である「ドールルック(人形風3DCG)」は、故・鳥山明氏の絵がそのまま立体化したような温かみがあり、パーティーメンバーとして加わる毒舌なお嬢様「マリベル」との相性が抜群と感じました。怒った時のしぐさや表情がフィギュアのように愛らしく、キャラクターボイスを務める悠木碧さんの演技も相まって、すでにネットでは「これなら罵倒されてもいい」というファンが続出しています。
さらに体験版クリアでもらえる見た目装備「おやすみワンピース」は、彼女の魅力を限界突破させる破壊力です。もはや「可愛いは正義」を地で行く仕上がりです。
「キーファ、種返せ」問題への回答で公式が「種食い」再現!?
かつて『ドラクエVII』プレイヤーをトラウマに陥れた「キーファ離脱&種持ち逃げ」問題はどうなったでしょうか。なんと今作のオープニング映像では、キーファが「やくそうのタネ」を食べるシーンが堂々と描かれるという、公式の「わかっている」自虐演出が炸裂し、Xでは「公式が最大級のネタを投下した」と多方面から注目を集めました。
しかし、キーファはただのネタキャラではありません。宮野真守さんの低音イケボでしゃべる王子はとにかく頼もしく、パーティーメンバーがパワーアップする新システム「バースト」での猛攻は圧巻。製品版では「大人キーファ」としての再登場も確定しており、今作こそ彼にすべての「たね」を捧げたくなる……そんな予感すら漂わせています。
「最初のバトルまでが長い」問題は解決されたのか?
オリジナル版では数時間を要した「最初の戦闘」ですが、今作では劇的に短縮されています。 マップガイドの導入やパズルの簡略化、そして何より「ダッシュ機能」と「どこでもルーラ」の解禁により、移動のストレスはほとんどゼロ。シンボルエンカウントや爆速のオートバトルも相まって、あの「重厚すぎて進まない」感覚は、心地よい「サクサク感」へと再構築されています。
『ドラゴンクエストVII Reimagined』は、重厚な人間ドラマという『DQ7』の魂はそのままに、快適さ、テンポの良さ、攻略の爽快感などを極限まで高めたゲーム作品になったことが、体験版のプレイから感じられました。「ウッドパルナ編」クリアまで約3時間、データの引き継ぎも可能なこの体験版は、かつて石版探しに挫折した世代にこそ遊んでほしい、驚きに満ちた「再会」の場となっていました。
(龍田優貴)


