東家小満之助
常磐津の音曲師、女道楽。
- 初代?東家小満之助 - のちの4代目都々逸坊扇歌。
2代目東家 小満之助(あずまや こまのすけ、生没年不詳)は、常磐津女流音曲師、女道楽。本名:青木てふ。
2代目 | |
本名 | 青木 てふ |
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生年月日 | 1874年 |
没年月日 | 不詳年 |
活動内容 | 常磐津女流音曲師 女道楽 |
配偶者 | 4代目三升亭小勝 |
所属 | 三友派 |
来歴
編集1901年の新聞に立花家和歌吉、青木てふ(二八)と本名と年齢が掲載されており生まれは1874年と推測される。出生地不明。
はじめ四谷で芸者をしていたが明治30年代に「常盤津和歌吉」(または立花家和歌吉)を名乗り、寄席に進出。1901年11月に二代目東家小満之助を名乗り真打に昇進する。のちに落語家の四代目三升亭小勝の妻となる。
1904年7月には小勝ともに上方に出向き、三友派に席を置き高座に上がる。立花家?まる吉との女道楽コンビで活躍。明治の末まで高座に出るが大正に入り、東京の上総[疑問点 ]で再び芸者に戻った。その後時折寄席に出ていたこともあったが1928年を最後に消息は不明。
「東家小滿之助改メ品川お蝶」名義でSPレコード『松盡し 端唄』(まつづくし はうた)が現存する[1]。
出典
編集- ^ 東家小滿之助改メ品川お蝶『松盡し 端唄』(まつづくし はうた)神戸 : 時枝商店〈Mikadophone〉(2261/2262)、出版年不詳(19--年)、レコード1枚、78rpm ; アナログ、25cm、国立国会図書館書誌ID:000010802790。
参考文献
編集- 諸芸懇話会・大阪芸能懇話会 編『古今東西落語家事典』平凡社、1989年。ISBN 4-582-12612-X。
- 『古今東西噺家紳士録』