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macOS 27は「地味な安定性アプデ」か。その中で噂される2つの新機能

Liquid Glassの読みにくさを改善しSafariにAIタブ整理を追加、Intel MacとAFPベースのストレージは切り捨てへ

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最終更新 2026/05/11
忙しい人のための3行まとめ
  • macOS 27は派手な新機能より「品質と性能向上」を優先するSnow Leopard路線のアプデ
  • 目玉はLiquid Glassのデザイン微調整とSafariのAIタブ自動整理機能の2点
  • Intel MacはM1以降のみに絞られ、AirPort Time Capsuleなど AFPベースのストレージも非対応へ

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来月開催されるWWDC 2026で各OSの新バージョンが発表されるのは毎年恒例だが、今年のmacOS 27Intel Macを完全に切り捨て、Apple Silicon専用のOSへと舵を切る節目の年となる。そのmacOS 27に、新たに2つの機能が搭載される見込みであることが報じられた。

BloombergMark Gurman氏が最新のニュースレター「Power On」で伝えたところによれば、macOS 27ではmacOS Tahoeからの小幅なデザイン刷新と、SafariのAIによるタブ自動グループ化機能が導入されるという。

AppleはmacOS 27を6月8日(月)のWWDC 2026基調講演で発表する予定だ。開発者向けベータは基調講演直後、パブリックベータは7月頃、正式版は9月にリリースされる見込みとなっている。

Liquid Glassの「読みにくさ」にメスを入れる

Liquid Glass and Safari Tabs 01
個人的には特に読みにくいと感じてないけど……

macOS 27では、macOS Tahoeで導入されたLiquid Glassインターフェイスに寄せられた批判に応える形で、デザインが微調整される。透明度や影の表現に起因する違和感を取り除き、全体的な可読性を高めることが狙いだ。

Gurman氏は「Appleは影と透明度の癖に対処しようとしている」と述べている。派手な刷新ではなく、日常使いでの視認性や操作感を底上げする類いの改良になりそうだ。

macOS Tahoeでは、Finderのもたつきや細部の詰めの甘さが指摘されていた経緯もあり、こうしたフィードバックを丁寧に拾い上げたアップデートになると期待したい。

SafariのAIタブ自動整理ーー個人的には「期待半分、様子見半分」

Liquid Glass and Safari Tabs 02
この機能については正直半信半疑

もう1つの目玉は、Safariに搭載されるAIによるタブ自動グループ化機能だ。Gurman氏によれば、iOS 27のテスト版ではタブグループを切り替えるための画面上部中央のボタンに「Organize Tabs」という新しい選択肢が追加されているという。自動でグループ化するか手動のままにするかを、ユーザー側で選べる仕様だ。

イメージとしてはデスクトップの「スタック」機能をAIで賢くしたようなもので、タブを開きっぱなしにしがちなユーザーには便利な進化になり得る。一方で、AIがどの基準でタブをまとめているのか、人間側が完全に把握しきれないという懸念は拭えない。

ふわっと内容だけでまとめられてしまうと、あとから目的のタブを探すときにかえって手間が増える恐れもある。整理のロジックがユーザーにとって明確に理解できる形で提示されるのであれば期待したいところだが、現段階では正直なところ様子見、というのが僕の本音だ。

なお、AppleはSafariのタブ整理に限らず、iOS 27のショートカットアプリでもAIによるアクション自動生成を進めているとされており、OS全体でAI任せの「自動化」が一段と押し進められる流れにある。

新OSの登場で役目を終えるサービスたち

Last update to intel macs

macOS 27は、いくつかのサービスや互換性に別れを告げる節目のリリースにもなる。具体的には、Intel Macのサポート終了AirPort Time Capsuleのサポート終了の2点だ。

Appleは昨年、macOS TahoeがIntelベースMacに向けた最後のメジャーアップデートになると告知しており、macOS 27はM1チップ以降を搭載したApple Silicon Mac専用となる。Intel Macに対してもセキュリティアップデートは今後数年間は継続して提供される見込みだが、メインマシンとして使い続けているユーザーは買い替えを真剣に検討したいタイミングだ。

加えて、macOS 27からはAirPort Time CapsuleおよびApple Filing Protocol(AFP)を利用するストレージ全般がサポート対象外となる。これはmacOS Tahoe上でAppleが表示している警告で明らかになったもので、今後Time Capsuleでバックアップを取るにはSMBv2やSMBv3に対応したストレージへの移行が必要になる。

macOS 27で噂されているその他の進化

ここからは、以前から伝えられているmacOS 27まわりのを補足的にまとめておく。今回Gurman氏が言及した2点以外にも、WWDCで発表が見込まれるトピックは少なくない。

Siriのパーソナライズがようやく本格始動か

macOS 27では、会話履歴を保持する専用のSiriアプリが搭載されると報じられており、OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiに近い体験に寄っていく可能性がある。

さらに、2024年のWWDCで予告されながら実装が遅れていたパーソナライズされたSiriも、ようやくmacOS 27で姿を見せる見通しだ。メールやメッセージの内容を踏まえて家族のフライト情報やランチの予約を返すといったデモが当時披露されていたが、この体験がiPhoneにとどまらずiPadやMacにも広がる。

Tim Cook氏も決算説明会で「今年、よりパーソナライズされたSiriをユーザーに届けられることを楽しみにしている」と述べており、満を持しての投入となる。

Google Geminiが支えるApple Intelligence

AppleとGoogleは今年初め、今後のApple IntelligenceをGoogle Geminiが下支えすることを発表している。パーソナライズされたSiriだけでなく、その他の機能にもGeminiが関わってくる見込みだが、具体的にどの機能に組み込まれるかはまだ明らかになっていない。

タッチ対応の下地もひっそり整備

Mark Gurman氏は、Appleがタッチスクリーン搭載MacBook Proあるいは「MacBook Ultra」とされるモデルに向けて、タッチ操作に最適化されたmacOSを準備していると伝えている。

画面上のボタンやコントロールに触れると指の周囲に関連コマンドのメニューが瞬時に現れたり、メニューバーをタップするとコントロール類が大きく表示されて指でも選びやすくなる、といった挙動が想定されている。タッチ対応MacBookの登場は2027年初頭が有力視されており、これらの最適化はハードウェア投入まで隠されている可能性もある。

Snow Leopard的な「安定性重視」のアップデートに

macOS 27は、2009年のMac OS X Snow Leopardのように「品質と基盤となる性能の向上」に注力したアップデートになるとも報じられている。派手な新機能を積み増すよりも、バグ修正と安定性の改善を積み上げるアプローチだ。

macOS Tahoeで指摘されてきたLiquid Glassまわりの作り込みの甘さも、このタイミングで地道に磨き上げられていくはずだ。毎年の新機能ラッシュに疲れを感じていたユーザーにとっては、むしろ歓迎すべき方向性と言える。

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通りすがりの読者: macOSもiOSもLiquid Glassのアニメーションによる重さを解消してほしいです。 M4のMacBook Airと標準モデルのiPhone 17でさ…
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公開情報
更新日2026年05月11日
執筆者g.O.R.i
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最終更新 2026.05.11
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  1. 通りすがりの読者(コメントID:708354)

    macOSもiOSもLiquid Glassのアニメーションによる重さを解消してほしいです。
    M4のMacBook Airと標準モデルのiPhone 17でさえ一瞬かくつく事があります。

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