デザインも素晴らしい“社会貢献型”商品を手がける海外ECサイト3例-TOMS・Sevenly・Moral Fibers

植原 正太郎

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 クリスマス1ヵ月前、大切な人へのプレゼントを考える季節になってきました。想いのこもったプレゼントは、もらう人を笑顔にしますよね。でも、知ってますか? 世の中には買うだけで「もう一人」を笑顔にすることができる商品もあります。

 「コーズ・プロダクト」と呼ばれるその商品は、社会問題の解決に繋がった商品です。商品の購入金額の一部が、世界の貧しい人や、NPO・NGOに寄付されます。

 よく知られている「チャリティ・グッズ」と近いものがありますが、「コーズ・プロダクト」は商品そのものにストーリーがあったり、より直接的な支援に繋がる特徴があります。

 今回は、そのようなコーズ・プロダクトを扱う海外のECサイトを3つ厳選してご紹介いたします。どのサイトも、社会問題につながるだけではなく、デザインも素晴らしく、オシャレなものばかりです。贈り物の季節、参考にしていただければと思います。

「One for One」の仕組みで途上国に靴を届ける TOMS

TOMS

 TOMSはシューズのECサイトです。落ち着いた風合いが素敵なシューズ。こちらを1足買うと、途上国の子供にも1足贈られる「One for One」の仕組みになっています。

 途上国にはいまもなお、素足のまま外を走りまわっている子どもたちがいます。しかし、そこにはたくさんの危険性が潜んでおり、足の裏の傷口から細菌に感染し、病気を治療できずに命を落としてしまうケースがあります。靴が一足あるだけでも、そのようなリスクを減らすことができるのです。

Sevenly

7日間限定のチャリティTシャツでNPOを支援する Sevenly

 SevenlyはTシャツの専門店です。ここでは7日間限定のTシャツを販売しています。購入1枚につき、7ドルがNPO・NGOに寄付されます。また、TシャツのデザインもNPOが伝えたいメッセージをデザイナーがオリジナルで描いています。Sevenlyはこれまで22団22種類のTシャツをおよそ1.6万枚販売し、合計で11万ドルの寄付を生み出しています。

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 彼らはこのSevenlyの仕組みを通じて、NPO・NGOのファンドレイジング、社会問題の訴求方法を変えていきたいと考えています。「チャリティTシャツ」は世間でも一般的ですが、Sevenlyはより社会的課題に踏み込みつつ、継続的な取り組みを目指しています。

<動画2>http://www.youtube.com/watch?v=akqlr_I-mxc

Tシャツを通じて途上国のアーティストの自立支援をおこなう Moral Fibers

Moral Fibers

 Moral FibersもTシャツの専門店です。しかし、こちらのデザインは途上国のアーティストが手がけます。自らデザインを手がけたTシャツが売れることで、貧困生活からの脱却をはかることができます。Moral Fibersは、一方的な途上国支援ではなく、途上国にすむ人たちの自立を長期的に支援する仕組みによって、貧困の撲滅を目指します。

 また、アーティストのバイオグラフィも充実しており、消費者は自ら着るTシャツが「誰の作品で、誰の支援につながるのか」ということが分かります。支援先が具体的にイメージできるこの仕組みは、継続的な支援の動機にもつながります。

 以上で、コーズ・プロダクトを扱う海外のECサイトのご紹介はおわりです。いかがでしたでしょうか? 「支援」というと一方的なイメージがありますが、このようなデザインにも優れるコーズプロダクトは買う側をも笑顔にする力があります。これからの将来、「社会貢献」のカタチのひとつとして定着していくのではないでしょうか?

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