『週刊読書人WEB』は、1958年以降の本の批評記事(=書評)を収録したオンラインデータベースです。 『週刊読書人』(毎週金曜日発売)は1958年に創刊した伝統ある<書評新聞>。 質の高い書評はもちろん、文学界のニュース、作家、美術家、映画監督たちのインタビューも多数掲載。 創刊以来、休刊することなく、今現在も、日本や世界の出来事とともに文壇の歴史を記録し続けています。
6月18日朝に発生した最大震度6弱の大阪北部地震で被災した大阪・吹田の国立民族学博物館。同館は地震発生後、一部の展示物が破損し、図書室で蔵書が落下したことを発表し、現在も臨時休館となっている。 22日の時点では具体的な被災展示物の内容などは明らかになっていなかったが、その詳細が27日に公表された。 同館によると、被災したのはカメルーンのゾウの木製仮面など計21点。落下・転倒した(またはその危険性の高い)資料は約120点におよぶ。主に木製や陶製の展示物が落下するなどし破損したが、修復はすべて可能だという。またこのほか、エントランスの防煙ガラスが破損したほか、展示場のガラス破損やスプリンクラー破損による収蔵資料被水など様々な被害も発生している。
「昆虫食」に関する研究をしていますが、昆虫が世界的に大きな食のトレンドになってきているのを肌で感じています。 私の昆虫食研究のゴールのひとつは「昆虫食のふつう化」ですが、ニュース等で見る昆虫食は、センセーショナルな見出しや新規食資源的な視点によるものが多く、食材としての多様性、調理法、食べ方などについてはまだまだだと感じます。 そこで、昆虫食に関して先行している海外のクックブックを紹介します。 まず1冊目は、On Eating Insects。 On Eating Insects: Essays, Stories and Recipes 作者: Nordic Food Lab,Joshua Evans,Roberto Flore,Michael Bom Frøst 出版社/メーカー: Phaidon Press 発売日: 2017/05/01 メディア: ハードカバー この商品を含むブログ
「タシデレ」とはチベット語で「こんにちは」や「さようなら」といった意味を持つ、挨拶の言葉だという。東京・新宿区にある東日本で唯一というチベット料理店は、この挨拶の言葉を店名に掲げていた。 店内はチベットの五色の祈祷旗「タルチョ」が彩り、異国の情緒たっぷり。ヒマラヤ山脈の北側にあるチベットは中国の自治区だが、主にその地に居住する少数民族のチベット族は独特な文化を持つ。ならば、料理はどうなのだろうとやってきた。さっそく、店主のロサンさんに尋ねる。 「在日チベット人が店にきて必ず食べるのはモモですね」 モモって肉を小麦粉の皮で包んだ蒸し餃子のような料理のことだろうか。それならネパールで食べたことがある。口に入れるとモチモチの皮の中から肉汁がジュワーっと広がって幸せな気分になるんだよねえ。 「モモはもともとチベットの料理です。ネパールとはヒマラヤ山脈を境に隣接しているので様々な文化が行き来している
「バレッテ」というモンスターをご存じだろうか? 『FINAL FANTASY』(初代)に登場する敵、「バレッテ」 ファミコンやスーパーファミコンの時代からRPGをプレイしてきた古参ゲーマーの中には、「ああ、あれか」と思い出す方がいるかもしれない。あるいは、「このあいだクエストで倒したよ!」と身を乗り出す新規ゲーマーの方がいるかもしれない。 『ファイナルファンタジー』シリーズの『I』や『V』、そして最新作の『XV』などにも登場する、あのサイやアルマジロのような姿をした、高い守備力を持つモンスターだ。 実は、このバレッテが1987年に『ファイナルファンタジー』の中でプレイヤーの前に姿を現すまでには、二度にわたって太平洋を横断する、20年にも及ぶ長い長い物語がある。 文/カスガ 編集/ishigenn 国産RPGに多大な影響を与えた『AD&D』 バレッテは、まったくの無から生み出されたモンスター
中国四川省の省都、成都からバスに乗り込み、東チベットへ向かった。四川省西部、ガンゼ・チベット自治州の色達(セルタ)にある、チベット仏教ニンマ派の僧院「色达喇荣寺五明佛学院(ラルン・ガル・ゴンパ)」を目指す。 山崩れによる通行止めに遭いつつ、17時間かけてなんとか標高4000mほどの地点へ着いたのは深夜であった。雨が降ったのか、ぬかるんだドロドロの道を重い荷物と共に歩く。同じバスに乗る巡礼に来たチベット人家族たちと味のしない麺を食べて、小さなバスに乗り換え宿へ向かう。真っ暗な道のりの中、無数の窓の明かりが浮かんでいる。一つひとつの家は小さいが、かなりの密度であるようだ。しかしこの町の全貌を知るには、翌日の朝まで待たなければならなかった。 宿はバスを降りた地点からかなり高い場所に位置していた。大きな行事があるらしく、他所から来たチベット人がたくさんいた。僧侶たちはみな、あずき色の袈裟を着ている
現在目にするアイヌの白黒写真のほとんどは、実は1人のポーランド人男性によって撮影されたものだという事をご存知でしたか。彼の名前は、ブロニスワフ・ピウスツキ。その人生は、時の情勢に大きく翻弄されたものでした。 ブロニスワフ・ピウスツキは、1866年、現在のリトアニアのズウフという村で生まれました。弟は後に新生ポーランド共和国初代国家元首となるユゼフ・ピウスツキです。1886年、ブロニスワフはロシアのサンクトペテルブルク大学の法学部に入学しましたが、翌年の1887年、時のロシア皇帝アレクサンドル3世暗殺計画に関与したことを理由に、シベリアよりもさらに僻地の北樺太へ流刑とされてしまいます。 Wikimedia はじめは刑の一環として大工の仕事に従事させられましたが、高学歴だった彼はすぐに原住民とその文化を調査する�特命を受けます。その傍ら、北樺太の原住民族ニヴフの子供達のために識字学校を設立。ア
シンガーソングライターの大石理乃氏が自身のTwitterで、女性シンガーソングライターに粘着し負担をかけている、一部の迷惑な“シンガーソングライターおじさん”なる存在を明かし、話題になっています。 久田将義氏と吉田豪氏がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」にて、ゲストのコンバットREC氏と共にこの話題に言及。中でも吉田氏は、距離が近いことで暴走する“シンガーソングライターおじさん”の例を挙げ、アイドルファンとの違いやその生態を詳しく解説しました。 よくわかんない地下アイドルイベント出るのやめなよってよく言われるんだけど、アイドルオタクは好きなんだよね〜ノリがいいし優しい人多い。 それよりもソロユニットなのに、大石理乃という名前のせいでSSWおじさんが沢山いる闇のイベントにたまに放り込まれることの方が自分にとっては不運だわん — 大石理乃さん🚃パンクロック地下アイ
初の個展、そして初のアルバムリリースーー「創作あーちすと」として多方面の活躍を本格化させている、のん(24)。自ら作詞作曲を手がけた5曲も収録される、1stアルバム『スーパーヒーローズ』が5月9日に待望のリリースとなる。 製作陣には、真島昌利、尾崎亜美、矢野顕子、高橋幸宏、鈴木慶一ら音楽界を代表する大物ミュージシャンが名を連ね、そのサウンドは初々しくも骨太なロックに仕上がった。 今回、のんとかねて親交があり、同作にも参加した音楽家・ギタリストの大友良英氏と彼女の対談が実現。2人の出会い、のんの音楽世界の源流と現在地、そして本作の制作裏話を語り尽くした。 みんな、のんを応援したい 大友:僕らの出会いは朝ドラの録音の時だから、2012年だよね。 のん:そうですね! 大友:最初の印象は、すごい猫背でひょこひょこ来る子だなって(笑)。僕も猫背だから人のことは言えないけど、これからドラマ始まるのに、
まおてる @maoteru13n 日本人は湯呑にマグカップのような取っ手付けないし、引き戸にドアノブのような取っ手付けないし、タワシにブラシのような取っ手付けないし、なんやねん取っ手そんなに嫌いかと外国人が書いてるの読んでた。 2018-04-17 21:50:08
先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学 作者: メアリー・セットガスト,山本貴光,吉川浩満出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2018/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る書名からだけではよくわからない本だ。『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』というのは、普段ならまず手に取らない本だが、先日高野秀行さんと清水克行さんの対談本『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』のトークイベントに行ったら、そこで司会をしていたHONZ編集長にオススメされた(編集長も別に読んでいたわけではないが)ので、それなら読まないわけにはいかない。 惚れ惚れするようにあやしい で、読んでみたのだが、これが惚れ惚れするようにあやしい本だ。何しろ、内容的にはプラトンの著作の中でも主に『ティマイオス』と『クリティアス』を取り上げてい
Beatportがあなたの音楽ライブラリーに。DJソフト上でクラブミュージック使い放題の定額制配信サービスが開始予定 Beatportが、DJ向けのサブスクリプションサービス(利用期間に応じて料金を支払う方式)の開始に向けて、昨年サービスを終了したPulselockerを買収したと、Billboardが伝えています。 Pulselockerは、インターネット接続を行わずに音楽を再生できる「Locker」を提供していた、DJ向けの音楽配信サービス(サブスクリプション方式)です。PCへのマウントが可能なLockerに楽曲を保存することで、DJは楽曲を購入しなくてもTraktorやSerato、rekordboxなどのDJソフトでプレイが可能でした。 今回の買収は、このLockerの技術を目的としており、今後このLockerがBeatportに統合される予定です。Beatport CEOのRob
1993年に1stアルバム『Debut』でソロデビューして以来、その唯一無二な感性で前人未到のサウンドスケープを世に提示し、ポピュラーミュージックシーンの最前線を走り続けてきたアイスランドの至宝、ビョーク。音楽のみならず、女優として『カンヌ国際映画祭』でパルムドールを受賞したり、活動家として貧困・環境問題や、女性の権利についてメッセージを発信したり、その言動は常に世界中の注目を集め続けてきた。 最新テクノロジーを導入した先鋭的なサウンドと、母国・アイスランドを始め様々な国の伝統音楽を融合したその音楽性が象徴するように、彼女のこの25年間の活動は、アイスランド人としてのアイデンティティーと、そこから解放され自由になりたいという衝動のせめぎ合いのなかから生まれてきたもののように思う。では、そんな彼女の姿をアイスランドの人々は、どんな気持ちで見つめてきたのだろうか。 アイスランドの音楽に魅了され
ファンタジーの世界ってさ、女の子が半裸で出てきて剣で切りあったり、人間をはるかに凌ぐパワーのモンスターに襲われたりする世界じゃん? 腕がちぎれたり、足がなくなったり、腸がはみ出たり、目が潰れたりしてカタワだらけになんないの? 特に、「回復魔法は貴重で貴族が独占」設定なのに登場人物が全員そろいもそろって五体満足とか怖いよね? それとも本当はそういう人たちが大量に居るけど作品に出てこないのなら、それってどんなデストピア&差別だと思う。怖い。
ドイツ南部にある1400年前の墓地で見つかった頭骨には、人為的に変形された跡があった。左側の頭骨は大きく変形され、中央はわずかに変形されたもの。専門家は、頭蓋変形がドイツよりも東方に住む民族の風習だったと考えている。(PHOTOGRAPH BY STATE COLLECTION FOR ANTHROPOLOGY AND PALEOANATOMY MUNICH, GERMANY) 4世紀から7世紀の欧州では、ゲルマン系のゴート族やバンダル族がさかんに西へ移動していた。いわゆる「ゲルマン民族の大移動」だ。彼らは衰退するローマ帝国の領地に次々に侵入し、定住した。なかでもバイエルン人は、6世紀前後に現在のドイツ南部に移住した民族だが、その墓地から、この地方には珍しい細長く変形した女性の頭骨が見つかり、専門家らは半世紀以上も頭を悩ませてきた。 頭蓋を人為的に変形させるこうした風習は、当時の欧州ではい
厳寒の京都からこんにちは、おかんです。あ、いえ、お洒落な柄シャツを着こなすこの方ではありません。 右側が私です。お話をうかがっている相手は、京都精華大学の新学長、ウスビ・サコさん。 マンガ学部を日本ではじめて設置したり、妖怪に詳しい教授がいたり、なにかとユニークな京都精華大学。私の母校でもあり、ジモコロでも過去に取材をおこなっています。 そんな京都精華大学ですが、新学長の就任決定が世間を賑わせました。 新学長のウスビ・サコさんはなんとマリ共和国出身。人文学部の先生です。「どうしてマリから京都に?」「なにを研究してる先生なんだ」とTwitterなどで話題になっていたのですが、卒業生ながら私も抱えている疑問は同じ。 私は芸術学部に所属していたので、学部の異なるサコさんとは挨拶を交わすくらいの距離感でして……。 「世間の注目めっちゃ浴びてはるけど、私もサコさんがどんな人なのか、知りたい!」とサコ
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