世界をひとつにするはずだったインターネットに、深い亀裂が走っている。国際関係の悪化が影響し、国境線が情報流通を滞らせ始めた。ネットの分断を意味する「スプリンターネット」という造語がささやかれる中、データを巡る世界の勢力図の変遷を追った。 新たな情報覇者、 中国世界を巡るデータを最も多く手にしているのは誰なのか。 日本経済新聞データエコノミー取材班は、国境を越えて流通するデータ(越境データ)量を主要国・地域別に分析した。すると中国が米国をも圧倒する「情報覇者」だったことがわかった。 分析方法
米国版メルカリの急成長は、まさにこのレポートを裏付ける事例の1つとも言える。 米国版メルカリはこの8月、月間アクティブユーザー(MAU)が420万人超、出品規模は1日35万品以上まで増加。アプリのダウンロード数も5500万を超えた。 米国メルカリをめぐる直近のビジネス動向。MAUは8月に420万MAUとなった。出典:メルカリ 苦戦を続けてきた米国メルカリコロナ禍直前3月と、6月の米国メルカリの状況。季節的な変化があるとはいえ、出品数は53%増、購入数も36%増というのは、コロナを背景にしたニーズ変化の追い風を強く感じさせる。出典:メルカリメルカリは日本でサービスインした翌年、2014年に米国へ進出。ベータ版を経て、正式版になった2016年以降も苦戦が続き、「米国事業への投資が赤字の大きな要因の1つ」との見方をされてきた。 2018年には、不要品が売れるアプリであることを前面に打ち出す「売る
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