★問いの技法 問いの感度を上げると、的を射たコミュニケーションができる。 太郎 『あのプロジェクトは失敗だ』 花子 『それはなぜ?』 一見シンプルなやり取りだが、この「なぜ」には二つの意味がある。 1.なぜプロジェクトは失敗したのか(原因を問う) 例:要件追加や人員不足が影響したのか 2.なぜ失敗だと判断したのか(根拠を問う) 例:納期遅延やコスト超過など、どの指標を根拠にしたのか 前者は「失敗」を事実として深掘りする問い。後者は「失敗」かどうかを確定させるための問いだ。 これを区別しないと、誤解を招く。例えば偉い人が「なぜ失敗したのか」と問うた場合、その背後には「どの指標を根拠に失敗と見なしたか」が隠れている。根拠を確認せずに原因を語れば、相手の意図とズレることになる。 偉い人がコスト超過を問題視しているのに「人員不足のせいです」と答えれば、「不足なのにコスト増?」と、しなくてもいい説明

