4月、ある小型端末がSNSを中心に再び注目を集めた。ワンプッシュで日用品を注文できた「Amazon Dash Button(アマゾン・ダッシュ・ボタン)」だ。既に端末の販売およびサービスは終了しているが、買い忘れを防ぐ画期的な仕組みは多くの家庭で重宝された実績があり、現在もさまざまな視点で当時の存在意義が語られた。一方で、使わなかったとの意見も見られた。 買い忘れを防ぐ物理ボタン――仕組みと利便性 この端末は、自宅のWi-Fi経由でインターネットに接続して使用する小型のIoT機器だ。スマートフォンのアプリから注文したい商品を設定しておけば、備蓄が減った際にボタンを押すだけで商品が自動的に注文される。 日本での発売に先駆け、米国では前年の2015年に販売が開始されていた。その後、日本上陸の少し前には、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスでも順次販売がスタート

