気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (「約束する」その1) (「約束する」その2) ところで、「来年は一緒にパリに行こう」と何かを約束することと、「来年は一緒にパリに行こう、約束するよ」と言うことには微妙な違いがある。最初の約束の言葉は、たんに希望を述べたものかもしれないし、空約束のつもりで言っただけのことかもしれない。しかしこの希望とも約束ともとれる言葉に「約束するよ」という語をつけ加えることは、他者に対する義務を自分に課し、自分の信望を賭けたことになる」[1]のである。 フレーゲの命題論 ドイツの哲学者のフレーゲがかつて、ある命題の〈思想〉とその〈真理性の確認〉と〈断定的な表現〉の区別をしたことがある。たとえば秋晴れの日に「キンモクセイの匂いがする」と思ったとする。これはぼ

