※写真はイメージです(写真/Getty Images)この記事の写真をすべて見る 小柳由利子医師/産婦人科医、不妊治療医。2006年福島県立医科大学医学部卒業後、町田市民病院、木場公園クリニック、東京大学分子細胞生物学研究所を経て、2015年から東京HARTクリニック勤務。医学博士。妊活・不妊治療に関する知識の啓発に取り組む。 菅総理が公的医療保険の適用を打ち出し、注目を集める不妊治療。「今や15人に1人が体外受精児」とマスコミが報じる一方で、驚くべき残念なデータが存在する。卵子と精子を受精させて子宮へ戻す「体外受精」によって「実際に赤ちゃんが生まれる確率(=採卵周期あたりの生産率)」は、6%にも満たず、過去最低を更新し続けているのだ。 【表】出産を巡り問題になった政治家の発言はこちら * * * 日本産科婦人科学会の最新報告によれば、体外受精の治療件数は年々増え、2018年は過去最多

