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MACC – Media Arts Current Contents
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塚田 優 写真:北浦 敦子 「悪役令嬢」について、批評家のきりとりめでる氏と白江幸司氏、アーティスト... 塚田 優 写真:北浦 敦子 「悪役令嬢」について、批評家のきりとりめでる氏と白江幸司氏、アーティスト、俳優の遠藤麻衣氏が包括的に議論する座談会。前編・中編では、「悪役令嬢もの」の基本、少女マンガからの連続性、日韓作品での物語構造の違いなどを論じてきました。後編では、「悪役令嬢もの」の成り立ちをマンガ市場の変遷からたどり、同じ形式の物語が生まれ続ける理由を現代社会に翻って考えます。 左から、遠藤麻衣氏、白江幸司氏、きりとりめでる氏 「マンガ史」における悪役令嬢 白江 私は「悪役令嬢もの」を、市場における女性向けマンガの「低迷」と関連付けて考えてみたいと思っています。1990年代くらいまでマンガは性別とターゲット別のカテゴライズが明確にあって、これに応じるように雑誌が名前に「少年」を冠するような形で発行されてきていました。こうした状況は完全になくなったわけではなく、低年齢層の誌面では男児向け/

