昭和27年、本格的な東京進出を果たした手塚治虫先生は新宿区四谷に下宿を借りた。その場所はどこだったのか? 2011年1月公開の『虫さんぽ』第14回ではそこを探して四谷界隈を歩き、ようやくその場所をほぼ特定した……ハズだったのだが、実はその場所は間違っていた!! 今回は新たな情報ソースを元に“本当の”手塚先生の下宿跡を訪ねて、再び四谷を歩きます!! ◎手塚先生、東京進出の拠点を探せ! 昭和26年3月、大阪大学を卒業した手塚治虫先生は、翌年、仕事場として東京に初めて下宿を借りた。それが、当時新宿区四谷にあった八百屋さんの二階だったということは、手塚先生自身が講演で語ったりエッセイに書いたりしているので、手塚ファンの間でもわりと知られていることだ。 ということで『虫さんぽ』第14回では、ぜひその場所を訪ねたいと思い関係者に当たってみたのだが、その時には正確な場所を知る人や、住所を記した資料などは

